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F1第12戦 ハンガリーGP - 決勝 -

いつものように,これが書きあがる頃には地上波の方で決勝の模様を放送中のはずですので,決勝の結果を知りたくない人は続き以降を読まないようにしてください.いや無理だと思いますけど,一応書いておかないと...

まず予選.まぁいつものとおり(苦笑)新規参入チームの6台がQ1ノックアウトだったんだけど,ギリギリノックダウンとなったのはなにを隠そう(いや隠して無い)ザウバーの小林.しかもオプションタイヤで走っていればもっとタイムが上がったのかもしれないけど,結局プライムのままでタイムが伸びず18位.しかもQ1終了時の計量時に赤信号を無視したことから5グリッド降格となり23位からのスタートとなりました.しかも24位はHRTの山本だったことから,どん尻を日本人2人が固めることとなってしまいました(苦笑).

次のQ2ではバトンとシューマッハがノックダウンとなり,代わりにQ3に進出したのがデ・ラ・ロサとヒュルケンベルグ.結局両方とも4列目に行くことはできなかったんだけど,まぁスタートの混乱さえ何とか乗り切って上位に食い込むことが出来れば,入賞も夢ではないので期待できるのかもしれませんね.なお,ポールはヴェッテル,以降ウェバー,アロンソ,マッサ,ハミルトン,ロズベルグ,ペトロフ,クビサ,デ・ラ・ロサ,ヒュルケンベルグ...という順位でした.


んで決勝ですけど,奇数列のヴェッテルとアロンソがいいスタートで,2位のウェバーはちょっと出遅れてアロンソの後ろの3位.アロンソは結局ヴェッテルを抜くことが出来ず,冷静に2位をキープしてました.その時後方では,23位スタートの小林が16位にジャンプアップし,少し出遅れたバトンの後ろでねちっこく走っていたようです.

15周目頃に,リウィッツイがフロントウィングの一部をコース上に落としてしまいピットインしたんだけど,やはりレースを続けるのは危険ということでセーフティーカーが出動.当然オプションタイヤを履いているマシンのほとんどがタイヤ交換.この時にクビサとスーティルがピットイン・ピットアウトで交錯して衝突,ロズベルグの右リアタイヤが外れて走行不能になったりしてましたが,小林はこの隙をうまくついてピットインを行ない,混乱なく復帰.この時点でタイヤ交換をしていなかったのはウェバー,バリチェロのみだったため,トップはウェバー,以降ヴェッテル,アロンソ,ハミルトン,マッサ,バリチェロ,ペトロフ...という感じの順位となってました.この時点で小林はシューマッハを抜いて11位,デ・ラ・ロサも9位を維持していたので,このまま走ってくれれば2台同時入賞も出来るな...ってな感じでしたね.

この後,ハミルトンが25周目でリタイヤ(キアボックスのトラブル),しかも2位を走っていたヴェッテルがセーフティーカーが入っている最中の車間距離を取り過ぎている(どうも10台分以上空けて走ってはならないらしい)とのことで,ドライブスルーペナルティとなり,これで俄然ウェバーが有利となりました.

結局,ウェバーはアロンソとの距離を23秒差にまで広げ,46周目あたりでタイヤ交換のためピットイン.当然ピットアウト後も変わらず1位で復帰となり,以降はバリチェロが53周目辺りにオプションタイヤに交換して順位を下げたのが大きかっただけで,あとはオーバーテイクシーンも殆ど無いままレース終了.1位はウェバー,2位アロンソ,3位ヴェッテルという表彰台となりました.以降マッサ,ペトロフ,ヒュルケンベルグ,デ・ラ・ロサ,バトン,小林,バリチェロまでが入賞.ウィリアムズとザウバーが2台とも入賞し,メルセデスGPがノーポイントというレースでした.

ちなみにこのレースでは,新規参入チーム(ロータス,HRT,ヴァージン)の6台共に完走していまして,この6台の中で一番遅かったのがHRTの山本だったのですが,最終ラップまでのファステストラップが1分22秒台に対して,山本のラップタイムが1分30秒台...っていくらなんでも遅過ぎだろう...と思うのは俺だけでしょうか?

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