tmn_chimeの紹介
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tmn_chime とは?
tmn_chime とは,NET-COCK,net-kick,KTC-BBS,MPN-BBS 上で動作する,言わば「NET-COCK 汎用の」オートパイロット mmi マクロプログラムです.
使用機種は勿論X68k で,最低限,以下の環境を使っている方でしたら,間違いなく利用可能です.
- Human68k ver.2.00 以降
- CockNews(CN) ver.1.00 以降
- TelecomMikiNext(TMN) な環境で...
- TMNΣ ver.1.6.0 以降
- TMNΣ をたく版(Based Σ ver.1.4.4)+20 以降
- TMNΣ Custom版 +16(Based Σ ver.2.0.0) 以降
また,次に挙げるツール等を持っていれば,より快適な動作が出来ると思われます(作者の環境に近いというのもありますけど(^^;).
- TwentyOne ver.1.36c 以降 (c)Ext/GORRY
8文字以上のファイル名を扱うのに役立ちます.
- Transfer Uptext-file for Net-Cock(Tu) ver.0.12 以降 (c)Noisyu
NET-COCK / net-kick 限定ですが,自動バイナリアップロードなどの機能を装備しています.
- CockNews(CN) 詩織版 +05 以降 (c)Syo
NET-COCK / net-kick / KTC-BBS / MPN-BBS のログファイルを処理するためのオフラインログリーダーです.従来のCNよりも更に機能拡張などが行なわれています.
私自身,常時使っている(実は動作試験要員(^^;)こともあってか,詩織版のアップファイルで出力される機能には全て(と言い切る(笑)対応済みです.
- zr/zs ver.1.00 以降 (c)jack
Z-MODEM 送受信プログラムです.
実は,Z-MODEM 送受信プログラムには ZM.X というものもあるのですが,tmn_chime では TMN 寄りのサポートがされているこちらを使用します.
KTC-BBS などでは Z-MODEM を使った方が,エラー時のリジュームが効くのでより安全にバイナリ転送が出来ると思われます.
- シンボリックリンクドライバ(lndrv) ver.1.26 以降 (c)沖 勝
言わずと知れたシンボリックリンクドライバです.zr.x にリンクを張って zs.x にする時などに使って下さい.
tmn_chime の特徴
- Tu.x ver.0.12 (c)Noisyu 以降に完全対応.
- Tu.x とほぼ同じ動作が mmi 内部処理のみで可能.
無論,メンテナンス時のフォロー元補完動作にも対応しています(要「メンテナンス対応アップファイル」). - CNで作成されたアップファイルによる,テキスト送信(垂れ流し)書き込み/BATCH セット/自動 BATCH ダウンロードに対応.
また,mmi 内部処理により,CNのアップファイル単体でのオートバイナリアップロードが可能. (アップ/ダウン共に,転送失敗時には自動でリトライします(^^;) (*1) - CM等で標準となっている,PADファイルの機能の一部について,tmn_chime 側で設定する(*2)ことによりサポート.
- 自分で書いてアップしたメールについては,書き込んだのと同時に,CNでそのメールが読めるよう自動変換して,各自で指定した Log File(普通の Log / 二次 Log / メール専用 Log)に記録する.
- Tu.x でアップ/ダウンロードする場合以外では,プロトコル (Y-MODEM/Y-MODEM-g/Z-MODEM/M-LINK の4種類)が自由に選択できる.(*3)
- バイナリメールも自動で読み込み/ダウンロードする.
- TMNΣ使用時には自動的に画面表示を行なわないようにした(書き込み時/RNALL時).
- RAM Disk 等へ一時 LOG を記録しておき,アクセス終了時に,指定ディレクトリに copy / move することが可能.(*4)
- 書き込み部分の LOG 記録は自動的にカットする親切(そうか?)設計.
- 読んだメール/バイナリーメールの削除の有無を,それぞれ個別に指定可能.(*5)
- 送信済アップファイル(PADファイル)の削除の有無を指定可能.(*6)
- LLIST/USTAT/LOG/書き逃げコマンドの自動実行(閲覧)が選択可能.
- ログアウトの有無,RNALL 実行の有無は mmi 起動時にウィンドウにより自由に選択できる.(*7)
- mmi ウィンドウで表示されるメッセージの大半について,カスタマイズが可能.
- net-kick/KTC-BBS/MPN-BBS にも対応済み(いずれも NET-COCK 互換モードで動作).(*8)
- 二次ログ機能を装備(あくまで補助的なものです(^^;).
- クロス接続対応版(tmx_chime.sub)を同梱.
[*1] ただし,Tu.x との併用はできません(やろうと思えばできますが(^^;).ちなみに,CN詩織版にもちゃんと対応しています.
[*2] tmn_chime ver.1.23 以降であれば使用可能です.詳しくは「特殊機能.man」を読んで下さい.
[*3] Z-MODEM でのダウンロードについては,zr/zs ver.1.00 (作:jack氏) 以降が必要となります(無論,Z-MODEM でのダウンロードに対応した NET-COCK やKTC-BBS/net-kick上でないと意味がありません(^^;).
[*4] バイナリーダウンしたファイルも RAM に退避できます.付属の Telcut.mmi を使用してください.
[*5] 例えば「テキストメールは削除してもいいけど,バイナリーメールはもしもの時のために削除しないで欲しい」という人におすすめです(笑).
[*6] PAD ファイルの削除指定については,アップファイルの削除指定に依存します.
[*7] 連続ダイアルにしている場合は「RNALLする」「自動ログアウトする」を勝手に選択するようになっています.
[*8] MPN-BBS での NET-COCK モードでの動作については,かなり制限があります.詳しくは,mpn_bbs.doc を読んで下さい.
動作手順(?)
[ケース A ] 通常の未読処理(と書き込み)を行う場合(自動ログアウト機能 ON )
- アクセスする.
- IDとパスワードを自動入力する.
- メールがあるかを自動判別し,あればメールを読む.
(バイナリーメールがある場合はBATCHダウンロードも行う) - アップファイル/PAD ファイルがあれば書き込みを行う.
(BATCHセットしたものがあればBATCHダウンロードも行う) - RNALL する.
- ログアウトする.
[ケース B ] 通常の未読処理(と書き込み)を行う場合(自動ログアウト機能 OFF )
- アクセスする.
- IDとパスワードを自動入力する.
- メールがあるかを自動判別し,あればメールを読む.
(バイナリーメールがある場合はBATCHダウンロードも行う) - アップファイル/PAD ファイルがあれば書き込みを行う.
(BATCHセットしたものがあればBATCHダウンロードも行う) - RNALL する.
- RNALL が終了した時点でマニュアル動作になり,mmi終了.
[ケース C ] 未読処理を行わない場合(自動ログアウト機能 ON )
- アクセスする.
- IDとパスワードを自動入力する.
- メールがあるかを自動判別し,あればメールを読む.
(バイナリーメールがある場合はBATCHダウンロードも行う) - アップファイル/PAD ファイルがあれば書き込みを行う.
(BATCHセットしたものがあればBATCHダウンロードも行う) - ログアウトする.
[ケース D ] 未読処理を行わない場合(自動ログアウト機能 OFF )
- アクセスする.
- IDとパスワードを自動入力する.
- メールがあるかを自動判別し,あればメールを読む.
(バイナリーメールがある場合はBATCHダウンロードも行う) - アップファイル/PAD ファイルがあれば書き込みを行う.
(BATCHセットしたものがあればBATCHダウンロードも行う) - アップファイルの処理が終了した時点でマニュアル動作になり,mmi終了.
注1) USTAT/LOG/LLISTの実行・書き逃げの閲覧(BYE)は,RNALLをする直前に行うか,RNALL 終了直後に行うかを選択できます.
(ケース C / D の場合は,アップ処理終了後にのみ実行するようになってます)
注2) ケース B / D の場合は,マニュアル動作に移った際に,ログファイルを自動的に差し替えることが出来ます(二次ログ機能).
注3) ケース A の場合,RNALL 実行中に SPACE キーを押しっ放しにしておくと,自動ログアウト機能を取り止めて,RNALL 終了後にマニュアル動作に切り替わります.
(二次ログ機能を選択している場合には,ログファイルも切り替わります)
注4) ログアウト時に,先に実行した拡張ファイル処理で「*GOODBYE」設定があった場合には,書き逃げによるログアウトを行ないます.