F1第6戦 モナコGP - 決勝 -
CSでの放送が終了する前に地上波での放送が始まっていますが,まぁいつものように結果を知りたくない人は,このエントリーの続き以降を読まないようにしてください.と言っても無理かもしれませんけどね(^^;
まず予選ですけど,Q1ではHRTの2台がマシンの故障(リウィッツィについては午前中のフリー走行でクラッシュしているため,どう考えても出場は無理だった)で出走できない中,小林は混雑している中でどうにかタイムを出すことが出来て13位でQ2へ進みました.まぁランキングトップを争うチームは全然余裕なんでしょうけど(^^;
Q2では全車がオプション(スーパーソフト)で走っていたんだけど,小林がなかなか空きスペースを見つけられなくてタイムを伸ばすことが出来なかったようですね.逆に同僚のペレスがうまくタイムを出すことが出来て,9位でQ3に進出となりました.ちなみに去年のモナコでクビサが表彰台に立ったルノーは,2台ともQ2で脱落しています.
Q3では序盤の段階でベッテルが1分13秒台でトップ,コンマ4秒差でバトン,以下ウェバー,アロンソ,シューマッハ,マッサ,ロズベルグという順位で,ハミルトン,ペレスは後半の1発勝負だったんだけど,ペレスが計測ラップの途中(トンネルを出た直後)でクラッシュして赤旗中断となり,ハミルトンはQ3再開後に計測ラップという形になりました.
当然,他車も再開後に一応出るだけでたんだけど,ハミルトンのラップが平凡だった(結局ハミルトンはシケインをショートカットしたということで計測無効で9位)ために,そのまま計測せずにピットに入ったため,ベッテルがそのままポールとなりました.
一応書いておくと,クラッシュして病院に搬送されたペレスは脳震盪と足の打撲のみで済んでいます.次のカナダでは走行可能とのことです.
さて決勝ですけど,ベッテル,バトンはしっかり自分の居場所をキープし,3位のウェバーがアロンソに抜かれて4位に後退,ロズベルグがシューマッハに代わって5番手まで上がって...ってな感じの順位だったんですが,なんかメルセデスの2台は予選の好調さが影をひそめてしまっていて,シューマッハはリタイヤ,ロズベルグはトップから2周遅れの11位と入賞圏外に落ちました.しぶとく頑張っていたのは小林,ハミルトン...の辺りだったんだけど,この辺は完全に数珠繋ぎな状態で,ピットのタイミングによっては簡単に順位が入れ替わるような状況でしたね.
中盤に差し掛かる前(34周目だったかな?)に,マッサがトンネルの中でタイヤカスを拾って滑ってガードレールに激突,そのままトンネル出口まで出てきて車を止めたことからセーフティーカーとなりました.まぁ,ここのマーシャルはかなり優秀なので撤去は比較的速かったんだけど,タイヤ交換をした直後だったバトンはちょっと運が悪かったですねぇ(^^;
その後,71周目にスーティルのパンクしたのと,アルグエルスアリ,ペトロフが接触してクラッシュしたことにより72周目で赤旗中断となりました.てっきりこのままレース終了と思ったらそんなことはなく,20分かからないぐらいでレース再開(ただし最初の1周はセーフティーカー先導),この時点でトップはベッテル,2位アロンソ,3位バトン.少し離れて4位に小林,5位ウェバー,6位マルドナード,7位ハミルトン...という順位だったんだけど,小林はウェバーには追い越されながらも,ハミルトンは何とか押さえて5位でフィニッシュ.6位にハミルトンが入りました.
トップの3台の順位は変動がなかったのでまぁいいとして(え?),小林は4位になったときのスーティルとの接触で,ハミルトンはマルドナードとの接触で審議対象となっています.ハミルトンは審議になってもおかしくない(結局マルドナードはこれが原因でリタイヤしてる)と思うけど,小林のケースはパーツが壊れるとかがないから問題ないような気もするんだけど...まぁ,25秒ペナルティだとしても6位だから良しとしましょうかね(ぉ
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