F1第2戦 マレーシアGP - 決勝 -
先週の開幕戦からまだ1週間しか経っていませんが,第2戦になります.
今回は録画をしながら生中継で見ていたんですが,地上波...じゃなかった,BSの方では23時からの放送ですのでこれを書き始めた時点ではまだ見ていない方が多いかもしれません.なので,このエントリーの続き以降は読まないようにして下さい(いや遅い
まず予選ですが,Q1ではいつもの(失礼)3チームがノックアウトとなったんですが,HRTについてはどうにか107%内に入ることが出来まして,これで全車決勝に出ることが出来るようになりました.この他にノックアウトとなったのはトロ・ロッソのベルニュでしたね.
Q2では何故かいつも伸び悩み気味の小林がどんじりの17位でノックアウト.他にノックアウトとなったのはウィリアムズの2台とフォース・インディアの2台,あとトロ・ロッソのリカルドとフェラーリのマッサでした.小林はどうもQ2でサスペンションにトラブルがあったらしく,伸び悩んだのはそれも原因なんだろうけど,タイヤのセッティングに苦労していたみたいですね.
Q3ではタイム更新合戦(何)となったんだけど,Q2を驚異的なタイムでクリアしたメルセデスの2台がなんかやらかしてくれると思ったら,結局1列目には前戦と同じくハミルトンとバトンが入り,3位にシューマッハが入って意地を見せた...という感じでした.一応4位以降も書いておくと,ウェバー,ライコネン,ベッテル,グロージャン,ロズベルグ,アロンソ,ペレス...というトップ10です.ただしライコネンに関しては,金曜日のフリー走行後にギアボックスの交換を行ったため,予選順位の5グリッド降格が決まっていて,決勝では10位からのスタートということになりました.
んで決勝ですけど,レース直前に雨が降りだしまして,全車インターミディエイトでのスタートとなりました.オープニングでは3位スタートのシューマッハがちょっと遅れて後ろのウェバー,ベッテル,アロンソ,グロージャン辺りがスタートでうまく抜けだしたんだけど,ハミルトン,バトンに迫ることが出来ずに3位付近で団子状態でしたね.
その後雨が強くなりだして,シューマッハとグロージャンが接触して順位を大きく下げ,前後して数台がタイヤをレインタイヤに交換.このタイミングが早い車と遅い車でレースペースが全然違って,そうこうしているうちにセーフティーカー先導となり9周目に赤旗中断となりました.
赤旗中断時点での順位は,トップがハミルトン,以降バトン,ペレス,ウェバー,アロンソ,ベッテル,ベルニュ,マッサ,ロズベルグ,カーティケヤンという順位で,小林はスタートで9位までジャンプアップしたんだけど16位でした.ペレスは2周目にレインタイヤに交換したのが功を奏し,いい位置に着くことが出来ましたね.
結局中断時間約50分という所で,セーフティーカー先導でレースを再開し,13周目でセーフティーカーもコースからいなくなり再スタートとなりました.この時点でインターミディエイトにタイヤ交換した車が10台以上あり,次の周にずらしてタイヤ交換した車もいたため順位は正直分からなくなってしまってましたね(苦笑).ただ,この時点でバトンがトップで,ハミルトンがピットのミスから4位に転落,ペレスは何とか3位をキープしていたようです.
その次の周で,バトンがカーティケヤンと接触し,フロントウィングを破損してピットに.これによりトップはアロンソ,2位ペレス,3位ハミルトンというトップ3になりました.バトンは結局完走はしたけど,ノーポイントで終わってしまいました(^^;
その後はオーバーテイクシーンがあるところにはあったり,中盤から後半にかけてはザウバーの2台がファステストラップを奪い合ったりしたりと,見所はまぁあったと思います.ただし,小林は残り8周という所でピットに入り,そのままリタイヤとなりましたが...
残り数周となった所で,ペレスがトップのアロンソに近づいたんだけど,ペレス自身がコースアウトしたりして,結局アロンソの横に並ぶシーンを見ることはありませんでしたね.ペレスはそれでも追いすがってフィニッシュラインを通過し,アロンソ,ペレス,ハミルトンという順位となりました.ザウバーが表彰台に上がるのって見たこと無かったし,事実フェラーリよりもタイムは良かったので,これは今後に期待したいですね.一応4位以降も書いておくと,ウェバー,ライコネン,セナ,ディ・レスタ,ベルニュ,ヒュルケンベルグ,シューマッハまでが入賞しています.
次は3週間後の中国ですか...春とはいえ気温が低い気がするし,そうなるとタイヤの温まりって大丈夫なのか?なんて思ってしまうんですけどねぇ(^^;
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