F1第7戦 トルコGP - 決勝 -
まずいつものように,これを書き上げた時点で地上波の放送はレース真っ最中な筈ですので,決勝の結果を知りたくない人は追記以降を読まないようにしてください(いや無理だろ(ぉ).
まず予選ですけど,Q1では特に予想外の事は起きず...ってまぁ,リウィッツィが脱落した程度だったんですが,Q2ではスーティルとアロンソが脱落する波乱が発生し,逆にザウバーの小林がバンザイラップ(というらしいね)をやってくれまして,9位でQ2をクリアしました(ちなみに10位はシューマッハ).この時点ではヴェッテルがトップ,2位にウェバー...という感じでした.
Q3では,マクラーレン,メルセデス,レッドブルの6台が1分26秒台でしのぎを削る中,オプションタイヤを使いきってしまった小林はしょうがなくオプションのユーズドで終盤に出走.結局2度もバンザイラップが出る筈も無く,1分28秒台で10位となりました.トップはQ1からQ3までタイムを更新し続けたウェバーが最後にヴェッテルのラップを上回りポール,2位にはフリー走行で速かったハミルトン,以降ヴェッテル,バトン,シューマッハ,ロズベルグ,クビサ,マッサ,ペトロフ,小林というトップ10でした.
さて決勝ですけど,オープニングラップで3位スタートのヴェッテルがうまく飛び出して,ハミルトンの前に出たんだけど,すぐさまハミルトンが抜き返し,以降10周目ぐらいまでは殆ど順位の変動がなかったようです.10位スタートの小林が3周目ぐらいまでにスーティルに抜かれて順位を下げたぐらいですかね(^^;
10周目ぐらいにその小林がいち早くピットインし,プライムタイヤに交換.小林の後ろに付けていたアロンソは当然プッシュして,アロンソがタイヤ交換をして出たときには小林の前に戻りました(苦笑).まぁこの時点でスーティルもタイヤ交換をした後だったんだけど,スーティルの前に出ることが出来ていたようなので,まだましだったのかもしれません.
中盤に入る前ぐらいに各車1回目のピットインを行ったんだけど,ウェバーとハミルトンが同時にピットインし,これが原因でハミルトンはヴェッテルに先に行かれて3位に.以降はそんなに順位の変動が無かったんだけど,残り20周を切ったところで2位のヴェッテルがウェバーを抜こうとサイドバイサイドに,ウェバーは(ラインを残しつつ)抜かせまいとしてちょっとだけかぶせた結果,ヴェッテルの右リアタイヤが接触してバーストしスピン→リタイヤという結果に.ぶつけられた格好となったウェバーもフロントウィングと左フロントタイヤをおかしくしてしまい,タイヤ交換を余儀なくされ3位に後退となってしまいました.
これによりマクラーレンの1・2体制(1位ハミルトン,2位バトン)となり,残り10周を切ったところでこの2台にもちょっとしたバトルがあったんだけど,ヴェッテルの時のようなことは起きず(これが当たり前(^^;),お互いにペースを少し落として距離を保ちつつそのままチェッカーとなりました.3位にウェバー,以降シューマッハ,ロズベルグ,クビサ,マッサ,アロンソ,スーティル,小林という順位で,小林は今季ようやく初(ザウバーとしても初)の入賞.デ・ラ・ロサも11位で完走して,2台とも完走したのも今季初となりました.
...まぁ,ヴェッテルとウェバーのあの接触については,どちらが悪いとも判断出来ないですね.結局審議の対象にもなっていないようなので,レースアクシデントととられたのでしょう.ウェバーにしてみれば,レース後不満げな表情となるのも分かる気はしますけどね(苦笑).
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