F1第4戦 中国GP - 決勝 -
日本と殆ど時差がない(1時間だったかな?)中国GPなんですが,地上波の放送はいつもと変わらず23:50からとなってます.当然CSでの生放送はとっくに終了してますので書いてしまいますが,地上波の放送を楽しみにしている人もいると思いますので,出来る限り追記以降は読まないようにして下さい(^^;
まず,日本と同じく季節は春だというのに寒かったらしく,路面温度がなかなか上がらない中行われた予選はちゃんと(何)ドライセッションで行われました.実はこれには前フリがありまして(苦笑),予選前のフリー走行でルノーのペトロフが単独でコースアウトしてクラッシュしてしまい,その直後に赤旗となりそのままフリー走行時間が終了してしまったんです.マシン自体はエンジン部分が無事だったので,シャシーだけを交換すれば何とかなりそうでしたが,予選Q1までのインターバルは2時間しかありません.ペトロフがQ1に参加出来るかどうかも正直怪しかった中時間だけは無情にも過ぎていき,定刻(現地時間14時)に予選がスタートしました.
他のチームは「おそらくペトロフはQ1に出場出来ないだろう」と思っていたんでしょうね(俺もそう思ってました).中堅チームは早く出てフリー走行の延長の様な感じでタイムを刻んでいってました.上位チームも軽く流す感じでタイムを刻んだんですが,残り7分ぐらいになってペトロフが走り出し,結局ペトロフはタイムアタック3回(4周)のみで14位に入りQ2進出.小林がそのすぐ下の15位でした.
Q2以降はマシンパワーのある車とそうでない車の性能差が出た形となってしまい,中堅チームはQ2で殆ど脱落.Q3に進んだのはいつもの4チーム8台と,スーティルとクビサだけでした.Q3は特にレッドブルとその他のチームとのトップタイムの奪い合いだったんですが,最後の最後でヴェッテルがポールをウェバーから奪い返し,2位にそのウェバー,3位アロンソ,4位ロズベルグ...という順位でした.ちなみに予選終了時までに出ていた決勝の天気予報は雨だったようです.
んで決勝ですが,映像で見る限りではドライだったんですけど,なんかポツポツ来そうな空模様の中スタート.1コーナーに入る前に3位スタートのアロンソがウェバーとヴェッテルをかわしてトップに立ったんですが,いくらなんでもスタート良すぎだろう...と思っていたら案の定フライングでした(苦笑).ヴェッテルの真後ろからスタートしたから,信号がブラックアウトした瞬間に赤いマシンが横に飛び出すのが見えたのがそもそもおかしいんですよね(ぉ.
アロンソのペナルティーはその後数周たってから告知されたんだけど,オープニングラップ中にリウィッツィが単独スピンしてコーナーの出口を横断し,そこに飛び込んできた小林とブエミを巻き込んでクラッシュ.これでセーフティーカーとなりました.つか小林はこれで全戦リタイヤですよ(^^;.しかもその後雨が少しだけ強くなってきたようで,殆どの車がインターミディエイトに交換する中,ロズベルグ,バトン,クビサ,ペトロフがしぶとくドライタイヤ(確かオプション)で走ってトップ集団を形成,それをタイヤ交換で中盤以降に沈まざるを得なくなったレッドブルやフェラーリ,それとハミルトンが追っかけるという展開になりました.
中盤では,トロ・ロッソのアルグエルスアリがピットレーンに入る直前にウィングを破損しピットイン.この際にウィングの破片がピットレーンを塞ぐ形でばらまかれ,またもやセーフティーカーが入ることに.セーフティーカーが抜けた後はそれぞれタイヤと相談しながら丁寧に走っていたん感じがあったんだけど,そんな中トップを走っていたのは,2回目のセーフティーカーが入る前にロズベルグを抜いてトップに立っていたバトンでした.そのバトンに迫る勢いでハミルトンが何台もオーバーテイクしていき,ついには2位のロズベルグをも抜き,結果的にはマクラーレンの1・2フィニッシュとなりました.もちろん1位はバトンで今季4戦で2勝目です.ちなみに3位には中盤ペースに苦しんだロズベルグが入り,以降アロンソ,クビサ,ヴェッテル,ペトロフ,ウェバー,マッサ,シューマッハ...というトップ10でした.
それにしても,今回なんだかんだ言って話題になったのはペトロフでしたね.フリー走行でマシン壊したのに,予選もしっかり走って,決勝でもちゃっかりポイント獲得しているんだもんなぁ.今季ルノーはここまであまり目立ってないんだけど,コンスタントにポイント取れているから,チームとしてはいい傾向なんでしょう.それに比べてザウバーは...(ry
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