F1第9戦 イギリスGP - 決勝 -
7月に入って最初のF1となります.今月は3戦あるので,可能な限りエントリーしていきたいと考えています.
今回は諸事情(まぁ,決勝の最初の方で色々ありました(^^;)で当日にエントリーを書くことができなかったんですが,オンデマンド等での配信で見る方も居ると思いますので,一応予選と決勝を分ける形は今までどおりということで(ぉぃ
んで予選ですけど,全部を通して小雨が降ったり乾いたり...を繰り返し,路面コンディションが非常に読みづらい予選となってしまいました.そうなると各車ノックダウンを受ける可能性が0ではないということで,最初はインターミディエイトで走ってみて,路面が改善したのを感じたらピットに入ってオプション(ミディアム)で再度タイム計測をする...というパターンが多かったようですね.まぁ当然といえば当然なんですけど(^^;
Q1では最後の方では全車がミディアムでタイムアタックをするという状況となり,あちこちでトラフィックが発生していたみたいです.その煽りを食ってフェラーリの2台とウィリアムズの2台がQ1ノックアウトとなり,逆にマルシャの2台がQ2進出という珍事(でもないな)が起きました.
Q2,Q3も殆ど同じような状態だったんですが,ドライに近くなるとさすがにパワーユニットの力が高いマシンが上位を占めてきます.マルシャとロータス,あとザウバーがQ2でノックアウトとなりました.でQ3ではハミルトンが最後のタイムアタックを路面状況(...と自分のミスもあったんだろうけど)を見てアタックを止め,その後ろを走っていた連中(何)がそのままアタックを継続したら,セクター3でそれぞれ脅威のタイムアップとなりました.結果を書いておくと,ポールがロズベルグ,2位にベッテル,3位にバトン,以降ヒュルケンベルグ,マグヌッセン,そしてアタックを止めたハミルトンが6位,そこから後ろはペレス,リカルド,クビアト,ベルニュという順位となりました.
んで決勝ですけど,オープニングラップでライコネンがコーナーを膨らんで入り,戻ろうとしたらスピンして右側のガードレールに衝突→そのまま斜めにコースを横切りつつマッサに衝突→反対側のガードレールに衝突...という大クラッシュを起こし,赤旗で1時間ほどレース中断となりました.この時点で6位スタートのハミルトンが4位に,14位スタートのボッタスが9位にジャンプアップしていました.ベッテルは2位スタートだったんだけど5位にまで落ちてましたね.ブラックアウトの瞬間の蹴り出しでエンスト仕掛けてるように見えたもんなぁ...
んで,1時間後に1周だけセーフティーカー先導後に再スタートとなったんですが,その後は大きな混乱はなく,セーフティーカーが出動するようなこともなかったんですが,アロンソとボッタス,それとハミルトンのペースが良くてあちこちでオーバーテイクを見せていたように見えました.あ,アロンソはなんか最初のスタートの時にグリッドの枠内に収まってない状態のままスタートしたので,5秒ストップのペナルティ受けてたみたいですけど(^^;
中盤に入る頃(どうも20周目ぐらいらしい)に,ロズベルグにギアボックス系のトラブルが発生し,そのままリタイヤとなりまして,以降はハミルトンが終始安定した走りを見せ久しぶりにトップでチェッカーを受けました.2位には序盤からすごいペースで何台もオーバーテイクをしてたボッタスが入り,3位にベッテル...ではなく,いつの間にかベッテルも抜いていたリカルドが入りました.バトンは惜しくも4位でまたもや母国でのポディウムを逃したようです.以降はベッテル,アロンソ,マグヌッセン,ヒュルケンベルグ,クビアト,ベルニュまでが入賞.ライコネンのクラッシュを見事に躱した小林もなんとか15位で完走しています.
次は2週間後のドイツなんですが,ロズベルグが今回リタイヤしたので,ハミルトンとのチャンピオンシップ争いがかなり僅差となってきています(イギリスGP終了時点で4ポイント差).そっちも見どころなんですけど,レッドブル勢やウィリアムズ勢の勢いにも注目して見ていきたいですね.特にウィリアムズはオーストリア以降良いパフォーマンスを見せていますし...
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