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F1第2戦 マレーシアGP - 決勝 -

先週の開幕戦からまだ1週間しか経っていませんが,早くも第2戦のマレーシアGPです.

今回BSでの放送が通常通りこれから(本日23時から)の放送となっていますので,今までどおり決勝がまだ始まっておりません.なので,決勝の模様を知りたくない人は続き以降を読まないようにしてください(^^;.尤も,web上のニュースとかではもう結果を報じちゃってたりするので,正直気休めにしかならないんですけどね(ぉ

まず予選だけど,前回はQ1の段階で雨が降ったり止んだりな天気だったけど,ここマレーシはまずまずドライな状況でしたし,天気も持ちそうな感じだったので,Q1ではほとんどの車が普通に固めのプライム(ハード)で走り出していましたね.ただ,路面への食いつきがいいのは当然柔らか目のオプション(ミディアム)の方だし,今年のコンパウンド自体前よりも柔らかくて,決勝でのオプションの持ちは10周あるかないか...と噂されていたので,オーストラリアと同様「オプション=予選専用」のような認識が各チームにあるらしく,上位チームも比較的ミディアムを使ったチームがありました.

Q1では,上位チームの中でもハードで何とかタイムを出して...という感じのチームもあった(ベッテルとかは特にそんな感じだった)んだけど,とにかくQ1でノックアウトとなったのはマルシア,ケータハムの2台とボッタス,ベルニュとなりました.

Q2では最初から全車ミディアムで走っていたんだけど,残り10分というところで雨が降り出して,当然以降に走りだした車はタイムが伸ばせない状態となり,そのまま終了.結局ノックアウトとなったのはマルドナード,ディ・レスタ,ザウバーの2台,あとリカルドとグロージャンでした.今回は流石にマクラーレンの2台もちゃんとQ3まで残ったようで,チームとしても一安心といったところかもしれませんね.

Q3では,Q2から降り続いた雨がやや小康状態となったものの,全車インターミディエイトでタイム計測を行い,マクラーレンやメルセデスが伸び悩む中,やっぱりベッテルがポールを獲得,2位には何とマッサが,3位にアロンソが入りました.4位以下はハミルトン,ウェバー,ロズベルグ,ライコネン,バトン,スーティル,ペレスという順位だったんだけど,ライコネンはロズベルグのタイムアタックを妨害したということで3グリッドペナルティとなったため10位からのスタートになりました....尤も,それがなくてもロズベルグの順位って劇的に良くなっていたのか?というところは正直疑問ですね.ハミルトンですら4位だったのに(^^;


さて決勝.ピットレーンオープンの段階で既に雨が降っていて,各車インターミディエイトで決勝前のフリー走行を行なっているという状況でした.こうなると決勝ではプライム・オプションのタイヤを必ず使わなくてはいけないという規定がなくなります.当然全車インターミディエイトでフォーメーションラップとなりました.

オープニングラップでは,ベッテルとアロンソが比較的良いスタートを見せたんだけど,アロンソが3コーナーの辺りでベッテルと接触し左フロントウイングを引きずってしまうこととなりました.そのままピットに入って...と思っていたアロンソがなんとステイアウトし,2周目の1コーナーに入る直前に引きずっていたフロントウイングがタイヤと路面の間に入り込み,そのままマシンの操作ができない状態となりコースアウトしてリタイヤ.あれはアロンソも悪いしチームも悪いという感じでしたね.つかピットに入れない方がおかしいでしょうあれは(^^;.

その後は路面も回復してきたので各車ドライタイヤに交換して...という流れだったんだけど,ベッテルがいち早くミディアムに交換したんだけど,はっきり言ってもう2~3周遅く入ったほうが良かったのかもしれませんね.まぁ2~3周後だと殆どの車がタイヤ交換を行なっているところだったので,混乱を避けるという意味ではある意味安全策だったのかもしれませんけど.

んで,全車ドライタイヤに交換した段階では,ウェバーがトップ,2位ベッテル,3位ハミルトン,4位ロズベルグ...という順位でして,終盤までは若干後ろの方でリタイヤがあったり順位の変動があったりしたんだけど,大きな順位の入れ替わりはなかったようです.

で終盤は,ウェバーとベッテル,ハミルトンとロズベルグがチーム同士で順位の奪い合い...というか,チームはこのままの順位でチェッカーとしたかったらしいけど,ベッテルはクルージングに入っていたウェバーを半ば強引に抜いてトップに復帰し,そのままチェッカー.一方,4位のロズベルグはハミルトンをいつでも抜けたみたいだけど,チームはそれをさせずにロズベルグをなだめて,何とかハミルトンを3位のままコントロールラインを通過させた...という感じでしたね.一応5位以降の順位はマッサ,グロージャン,ライコネン,ヒュルケンベルグ,ペレス,ベルニュまでが入賞(10位以内)となりました.

表彰式では,ベッテルとウェバーに関してはかなり険悪な雰囲気が出ていたようです.まぁ後でベッテルが謝ったみたいですけど,ウェバーとしては正直面白くはないでしょうね.まだ序盤なのでランキング云々よりも自身勝ちたかったでしょうし.ハミルトンとロズベルグに関しては,お互いチームから燃料が少なくなっているという無線が入っていたみたいだし,いがみ合うということは無さそうです.

さて次は,3週間後の中国ですね.ただこの辺りって俺自身ちょっと用事があって実家にいる予定だったりするので,エントリーは書こうとは思っているんだけど,生で予選とかを見ることはできないかな?...と思っています.

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