先程終了した夏休み明け，しかも後半戦のスタートとなるベルギーGPです．

いつものように，これを書き始めた時点でBS放送の方ではまだ放送が始まっておりません．よってエントリーを見ている頃には(当然ですが)決勝の真っ只中の筈ですので，詳細を知りたくない人は続き以降を読まないようにしてください．

まず予選ですけど，夏休み明けでマシンパワーを上げてきたはず(まぁ，そのせいで25グリッド降格ペナルティになっているんですけど)なマクラーレンなんですけど，結局はザウバーにも劣ってしまって17位・18位でした．まぁこれは予選までの走りこみが不足しているのでしょうがないということで，とりあえず決勝では完走してデータ収集に徹するのがいいんでしょう(ぉ．ちなみにQ1でのノックアウトはマクラーレンの2台，マノーの2台とザウバーのナッセとなっています．

Q2では，早い段階でライコネンがコース上でストップしてしまい，赤旗中断となりまして，ライコネンはこれが元でギアボックス交換をすることとなってしまい5グリッド降格となっています．フェラーリは今回で900戦目の参戦なんですけど，決勝でのベッテルもですけど節目でいい成績が出ないようで(^^;．ちなみにQ2ではヒュルケンベルグ，クビアト，エリクソン，ライコネン，フェルスタッペンがノックアウトとなっています．ただ，フェルスタッペンはエンジン交換で10グリッド降格が決まっていたようで，Q2は走行すらしなかったようです．

Q3では，メルセデスの2台ははっきり言って別次元で戦っていて，2列目以降が団子状態...という感じの争いだったように感じます．ハミルトンは1回目・2回目のアタックともにパーフェクトな走りで6戦連続のポールとなり，2番手にロズベルグ，2列目以降はボッタス，グロージャン，ペレス，リカルド，マッサ，マルドナード，ベッテル，サインツという順位となりました．なお，グロージャンもギアボックス交換で5グリッド降格ペナルティとなっているんだけど，5列目でのスタートということで何とか前の方で戦えそうな感じではあります．

んで決勝ですけど，フォーメーションラップの終わりでヒュルケンベルグのエンジンが止まってしまい，エクストラフォーメーションをやることになり，更にサインツもピットからのスタートとなり，真ん中辺がちょっと抜けた格好でスタートすることになりました．

オープニングラップでは，ハミルトンもロズベルグも若干スタートで失敗したんだけど，ハミルトンは何とかトップを守り，ロズベルグは順位を落として4位辺りから追い上げる...という状況となりました．逆に良いスタートだったのはペレスで，オープニングラップではあともうひと伸びでハミルトンを...というところでした．

その後は，ハミルトンはペレスを徐々に引き離して行き，ロズベルグは1回目のピットでリカルドとペレスをアンダーカットして2位に浮上．その後のメルセデスはもう別次元のペースでしたね．まぁ序盤の2位争いは結構楽しめたんですが，ペレスのペースが思ったよりも良くなくって，方やメルセデスの2台はミディアムでもファステストを叩き出しつつ走っていましたから(^^;

中盤から後半にかけては，1回ピットのみで3位になっていたベッテルと，ペナルティを受けて勢いも後退してしまったボッタスを抜いて4位となったグロージャンの3位争いと，ペレス・マッサ・クビアトの5位争いばかりを捉えていたようですけど，確かにここの争いは面白かったように感じます．ベッテルは正直タイヤが持つのかも微妙だったんだけど，結局残り2周というところで右リアタイヤがバーストして12位となり，グロージャンが表彰台となりました．4位争いはクビアトがマッサとペレスを抜いて4位でフィニッシュとなっています．

最終順位は，ハミルトンがポール・トゥ・ウィン，2位にロズベルグ，3位にグロージャン，4位以降はクビアト，ペレス，マッサ，ライコネン，フェルスタッペン，ボッタス，エリクソンまでが入賞．一応マクラーレンの2台も周回遅れながら完走となっています．

次は2週間後，いよいよモンツアですね．一応フェラーリのホームではあるんですけど，ここでもメルセデスが速そうだなぁ...