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F1第9戦 イギリスGP - 決勝 -

これを書き始めた時点では,地上波の方では放送が始まっていません.おそらく書きあがるのは11日の未明頃になるかと思いますが,決勝の結果を知りたくない人は続き以降を読まないようお願いします.

まず予選.雲の流れが早くて雨が降りそうな空模様の中,どうにかドライコンディションで行われたQ1だったのですが,ルノーエンジンを使っているマシンは,このGPから禁止となったブロウン・ディフューザーの影響を受けてなかなかタイムが上がりません.まぁそれでもレッドブルの2台は余裕でQ1を通過,ルノーの2台はかろうじて通過...という感じでした.

Q2ではルノーの2台とシューマッハ,ペレス,スーティル,ベリチェロが脱落.小林はオプションタイヤでのアタックでハミルトンの一つ上の7位に入り,Q3に進出となりました.

Q3では後半に雨が降るとのことで,序盤から殆どの車がタイムアタックを開始.小林は最初に出た車が1度タイヤ交換をする時を狙ってのアタックとなったのですが,これがうまい具合にツボに入り8位でした.2度目のアタックに賭けていたハミルトンとかは,出ていった途端に雨が降りだしてすぐピットに引っ込むという形で10位と低迷.ポールポジション争いの方は結局レッドブルのウェバーがポールとなり,2位にベッテル,3位にアロンソ,4位にマッサ...という順位でした.ただ,レッドブルの2台のタイムも以前のようにぶっちぎりという訳ではなく,アロンソのとタイム差はわずかコンマ2秒.フェラーリエンジンはザウバーも結構良いようですし,運転していても良い感触があったんでしょうね.予選後のアロンソのコメントも前向きだったようです.


さて決勝.午前中にまた雨が降って一部が水浸しになってしまったため,各車がインターミディエイトでのスタートとなったんですが,ピット前のホームストレートを見た限りでは完全にドライじゃん...という感じだったんです.ただ,フォーメーションラップを見ると,特にセクター2からセクター3にかけては,確かに水しぶきがひどかったようでした.

オープニングラップでは偶数スタートのベッテルがいいスタートでウェバーの前に出て,それをウェバー,アロンソが追いかけるという展開でした.あと10位スタートのハミルトンがジャンプアップしていて,始まってから3周ぐらいでバトンの前にまで出て一気に5位にまで上がりました.

小林はハミルトンに抜かれはしたもののどうにか8位をキープしてたんですが,10周目ぐらいに後ろからシューマッハに追突され10位に転落.その後ペースが落ちてタイヤ交換したのですが,ピットアウト時にすぐ隣りのチームのホイールガンを引っ掛けてしまい,10秒のストップアンドゴーペナルティを受けることに(^^;.その後数周走ったところでエンジンブローでリタイヤとなりました.最初は「シューマッハに追突されたときにドライブシャフトとかいかれていたのでは?」なんて思っていたんですが,白煙が上がっていたのでどうもエンジンみたいです.

話を先頭集団に戻して中盤.ちょうど真ん中辺りで,トップのベッテルと3位のアロンソが同時に2回目のピットインしたんですが,レッドブルのピットクルーがリアタイヤの装着で手間取ったため,アロンソがトップに立ちそのまま独走状態となりました.以降は2位のハミルトンとその後ろのベッテル・ウェバーとの2位争いに注目が集まったんですが,早めにタイヤ交換に入ったベッテルがまずハミルトンを抜いて2位に.ウェバーも結局ハミルトンを抜いてレッドブルが2位,3位でフィニッシュし,トップチェッカーはアロンソとなりました.フェラーリは今季初優勝ですね.おめでとうございます.

一応4位以降も書いておくと,ハミルトン,マッサ,ロズベルグ,ペレス,ハイドフェルド,シューマッハ,アルグエルスアリまでが入賞です.ザウバーはペレスが踏ん張ってくれて何とかポイントを獲得できたので,被害は最小限だったのかな...と言う感じですね.まぁ小林はエンジンが駄目だったのだから,こればっかりはどうしようもないので,気持ちを切替えて次に期待しましょう(ぉ

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