F1第10戦 ドイツGP - 決勝 -
2週連続の開催となる10戦目,11戦目のGPですが,いつものように(何)これを書き始めた時点ではまだ(地上波での)決勝の放送が始まっていません.おそらく放送中には書きあがると思いますので,決勝の模様を知りたくない方は続き以降を読まないようお願いしますね(^^;
まず予選ですけど,夏なのにもかかわらず金曜日から気温が低かったニュルブルクリンク,気温が低いということはタイヤの温まりが悪いということで,逆に言うと柔らかいオプションタイヤ(ソフト)の持ちが良くるのと,プライムタイヤ(ミディアム)の温まりに時間がかかるということで,予選では殆どの車がオプションを使ってくるんだろうな...と予想されてました.蓋を開けてみたら...まぁそのとおりだったんですが(ぉ
Q1では,序盤で上位集団(何)がプライムでタイムを刻み,中段グループとなるルノー,ザウバー,フォース・インディア,ウィリアムズ,トロ・ロッソが真ん中あたりからオプションでタイムを出して...と言う感じだったのですが,ザウバーは小林が18位でノックアウト,ペレスが何とかQ2進出,同じフェラーリエンジンを積んでいるトロ・ロッソは2人ともQ2進出と言う結果になってしまいました.小林に関しては,どうもシューマッハに引っかかったらしいです.まぁブエミが予選終了後に燃料規定違反が判明し最後尾となったので,決勝では17位からのスタートとなりましたが...まぁ粘り強い走りに期待というところですね.
Q2では,1分32秒台で走るマシンが丁度ノックアウトゾーンとなったため,トロ・ロッソの2台とペレス,ウィリアムズの2台,ハイドフェルド,ディ・レスタがノックアウトとなりました.意外だったのがQ3に進んだフォース・インディアのスーティルだったのですが,よくよく考えたら彼もドイツ出身なんですよね.そりゃ気合も入りますし,マシンの方もアップデートとかがあったらしいからいい具合にマッチしたんでしょうね.
Q3では,ハミルトンがスーパーラップをたたき出したんだけど,それを上回る勢いの走りを見せたレッドブルの2台がハミルトンを挟む形で喰い込み,フリー走行で調子の良かったアロンソもまぁまぁの位置でスタートできることになりました.結果を書いておくとポールはウェバー,以降ハミルトン,ベッテル,アロンソ,マッサ,ロズベルグ,バトン,スーティル,ペトロフ,シューマッハというトップ10でした.
さて決勝.オープニングラップでポールスタートのウェバーが若干エンジンストールしかかったため,ハミルトンがその隙を逃さずトップを奪い,アロンソはうまくベッテルを抜いて3位に上がりました.17位スタートの小林は,1コーナーに入る辺りで上手くアウトから回りこむことが出来て12位となかなか良い位置.ベッテルはアロンソに抜かれて,更に芝生に足を取られてスピンしてしまい,一気に表彰台圏内から脱落してしまった格好となりました.
中盤では特に書く程のことがなかったんだけど(苦笑),小林はうまい具合にオプションタイヤを長持ちさせて10位に上がってました.上位3台ではアロンソがウェバーを2回目のピットで抜く格好となり2位に浮上.ハミルトンは一時ウェバーにトップを明け渡したこともあったんだけど,アロンソとウェバーのピット後のペースが遅かった(周回遅れに引っかかったんだろうな(^^;)ことも幸いし,30周目以降はトップを快走.終盤プライムタイヤに履き替えてからもファステストを叩き出したりと好調を維持してフィニッシュとなりました.2位にはアロンソ,3位にウェバーとなりました.
一応4位以降についても書いておくと,4位ベッテル,以降マッサ,スーティル,ロズベルグ,シューマッハ,小林,ペトロフまでが入賞.小林は3戦ぶりのポイント獲得となりました.予選15位スタートのペレスが伸び悩んで11位どまりだっただけに,17位スタートでの9位は見事です.特に終盤はペトロフに後ろに付かれていたのでやきもきしましたが,なんとか粘ってくれました.
次は暑そうなハンガリーですね.去年は小林が23位スタートから9位入賞と見事な追い上げを見せてくれただけに,今年も期待をしてしまうのですが,タイヤが違うからどうなるかな?というところですね.まぁ楽しみに待ちましょう.
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